ランニングシューズを手に入れたら、次はいよいよ走ってみましょう!
最初の一歩。あなたはどう始めますか?
最初は走る?歩く?
「走ったことないから、まずは歩いてみようかな?」
僕も最初はそう思いました。
でも実際にやってみると、いくら歩いても“走るタイミング”はやってきませんでした。
実は、歩くときと走るときでは体の使い方が少し違うんです。
だから「どれだけ歩けるか」と「どれだけ走れるか」は別なんです。
結局のところ、「走りたい!」と思ったその瞬間こそが最高の”走るタイミング”なんです。
もちろん例外もあります。
例えば体が大きめの人が足の負担を減らすために「歩き」から始めるのはとてもオススメです。
また、まだ体の小さいお子さんも、無理に走らせるより「歩き」から慣れていったほうが安心です。
走る前には軽く準備体操
走る前に必ずやってほしいこと。
それは 準備体操 です。
「準備体操なんて大げさだな」「ガチ勢っぽいな」って思うかもしれません。
でも、実は思っているよりも大事なんです。
準備体操をすると筋肉がほぐれて動きやすくなり、体も柔らかくなってケガをしにくくなります。
初めて走るときであれば、屈伸・アキレス腱伸ばし・伸脚 くらいでも十分。
軽く足元をほぐしておくだけで、グッと楽に走れるようになりますよ。

歩いてもいいんだよ
いざ走ってみると、思ったより早く息が切れたり、足が重くなってきたりします。
でも、これは初めて走る人なら当たり前のこと。恥ずかしくなんかありません。
運動は「体を慣れさせること」です。
まだ走ることに慣れていないのだから、最初は走れなくて当然なんです。
だから辛くなったら止まってもいいし、歩いても大丈夫。
そして呼吸と足が落ち着いたら、また走り出せばいいんです。

僕も最初はそうでした。
早歩きのサラリーマンを追い抜いては抜かれ、そのたびに「悔しい!」と思っていました。
その気持ちがきっかけで「走れる男になってやる!」と決意し、気づけばランニングに夢中になっていたんです。
少しずつ挑戦してみよう
歩きながらでも、少しずつ走れる距離を増やしていきましょう。
「次はあの電信柱まで」「次はあの信号まで」——そんな風に小さな目標を立てて走るのがコツです。毎日少しずつ挑戦していくと、だんだん我慢できるようになり、体も走ることに慣れてきます。
ただし、同じ距離を繰り返すだけでは大きな成長はありません。
“毎日電信柱まで”では、信号まで走れるタイミングはやってきません。
少し勇気を出して、昨日よりほんの少し先まで足を伸ばしてみましょう。
ランニングは、その少しの挑戦の積み重ねでどこまでも走れるようになっていくのです。
まとめ
ランニングは特別な才能がなくても始められるスポーツです。
最初は歩きからでも大丈夫。準備体操で体をほぐして、辛くなったら歩きながら休んで、少しずつ距離を伸ばしていきましょう。
大切なのは「ほんの少しだけ前へ」進むこと。
その小さな積み重ねが、きっとあなたを走れる人へと変えていきます。



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