流し(ウィンドスプリント)の効果的なやり方とタイミング

学んだこと

ランニング前後の「ちょっとしたダッシュ運動」、通称 流し(ウィンドスプリント)
意外と知らない人も多いかもしれませんが、このちょっとした運動が、意外と大きくランニングに影響を与えるかもしれないのです。
実は、アップにもジョグの後にも体を整える万能な運動。今回はその効果とやり方をまとめてみました。

流し(ウィンドスプリント)とは

流しとは、ジョグや軽い運動の後に行う短距離のダッシュ運動のことです。
アップ時に心拍数を徐々に上げたり、可動域を広げて体を整える目的で行います。
ウィンドスプリントとも呼ばれ、スピード練習の前後どちらでも活用できます。

効果

アップ時に行う場合

  • 心拍数を少しずつ上げ、体温を高める
  • フォームや脚の動きを確認できる
  • 練習前に神経系を刺激してスピード感覚を整える

ジョグ後に行う場合

  • 小さくなった可動域を広げ、筋肉や関節のリセット
  • 疲労で鈍くなった神経系を刺激
  • 軽く走るだけでフォームやリズムを整えることができる

流しは単なる準備運動ではなく、普段より速いペースで走ることでそれ自体にもトレーニング効果があります。アップにもクールダウンにも使える万能な運動ですよね。

やり方

アップ時に行う場合

  1. 軽くジョグで体を温める(急に流しを入れるとケガの恐れがあります)
  2. 流し(ウィンドスプリント)を80~150m程度で2~4本行う
  3. スタートはゆっくり、スキップから始めたりもしますね。
    徐々に加速して最後は全力の8割程度でゴール
  4. 無理せずフォームや脚の動きに意識を向け、少しずつ心拍数を上げる。

ジョグ後・クールダウンとして行う場合

  1. ジョグで軽く汗をかいた後に行う
  2. 流しは50~100m程度、スピードよりも「体を大きく動かす」ことを重視
  3. 脚の可動域を意識して、伸びやかに動かす
  4. 軽く走る感覚でリズムとフォームを整える

アップ時は心拍を上げてスピード感覚を整える、ダウン時は体をリセットする目的で行う、と意識を分けるのがポイントです。

まとめ

流し(ウィンドスプリント)は、アップ時は心拍を上げてスピード感覚を整え、ジョグ後は体の可動域を広げてフォームをリセットする万能な運動です。短い距離でも効果的にランニングの質を高めることができます。
どのタイミングでも短時間で体を整えるので、正しいやり方を覚えて積極的に取り入れていきましょう。

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