例えば日々のトレーニング効果を上げてくれるシューズがあれば夢のようだと思いませんか?
反発やクッションが優れたスーパーシューズで練習しても、本番でそれ以上速く走ることは難しいでしょう。
トレーニングシューズとは、自分の足で走らせてくれるシューズだと僕は思います。
発売から時間が経っても、未だに唯一無二の存在。それがこの【アディゼロ ジャパン 9】です。
シンプルでスタイリッシュな外観
外観はとてもシンプルです。まさに僕の好みです。
購入のきっかけも機能に負けず劣らずデザインの良さに惹かれました。

シンプル過ぎて、少しチープに感じられそうですが、よく見るとしっかりした作りで、アウトソールも400kmほど履いた今でもそこまでの劣化は感じられません。

タイト目だけど足に馴染む履き心地
僕は普段26.0cmを履き、4Eなどのワイドサイズがあれば25.5cmを選びます。
ジャパン9は26.0cmがジャストサイズでした。
ボストンシリーズやアディオスプロシリーズでは26.0cmだと余裕を感じたのですが、
ジャパン9は幅も長さも丁度よく感じたので、少しタイトな作りなのではないでしょうか。

「テキスタイル合成ストレッチメッシュ」のアッパーは、靴に足を通すときに若干窮屈な感じがしますが、履いてしまえばとても足に馴染む履き心地です。
そして27mm「Lightstrike Proクッショニング」はしっかりと足の裏で地面の凹凸を感じることができます。
重量177g(27.0cm)とても軽く、履いているのを忘れそうです(大げさですかね笑)。

ダイレクトだけど優しい接地感
実際に走ってみて感動しました!!
ジャパン9の最大の魅力は接地感があるのに、足への衝撃が抑えられているところです。
蹴り出しは、ダイレクトに地面を感じることができ、足への負担は最小限に抑えられるイメージなので、とても疲れが残りにくく、負荷の高いトレーニングの頻度を上げてくれる様に思いました。
一般的な薄底シューズと比べても、疲れや痛みが出にくいと感じています。
さらに特徴的なのは、少し大きめの石を踏んだときに足の裏に感覚がしっかり伝わってくること。
不整地、特に砂利道や砂地ではケガやシューズ破損のリスクに注意した方がいいかもしれません。

まさに自分の足で走らせて、怪我のリスクも抑えてくれているツンデレシューズですね!
他のアディゼロとの使い分け
僕はトレーニング用だと、アディゼロジャパン9の他に、アディゼロSL2、ボストン12を持っています。
その中でアディゼロジャパン9はインターバルやペース走などの、ペースが速いポイント練習で使用しています。
アディゼロボストン12に比べて、軽さで足が回りやすく、ダイレクトな接地なので自分の足でペースを維持する感覚があるからです。
またアディゼロSL2と比べ、接地の持続感も高い気がします。
アディゼロSL2だと10キロ過ぎたあたりから接地感がよりダイレクトに変わってしまい、足の疲労が増す感覚があります。
アディゼロジャパン9、15キロほど走っても接地感の変化が少ないと感じます。
最後まで見守ってくれるツンデレシューズですね。
まとめ
アディゼロジャパン9をまとめると、練習効率を最大限引き出すツンデレトレーニングシューズ!!
何も補助してくれないけど優しく守ってくれてる、まさに履く人の足を鍛えてくれるシューズです。
でもその優しさが、もしかしたら昔から薄底シューズを愛用しているランナーには、刺激が足りなく感じるかもしれません。
価格帯的に安いシューズではありません。もう少し出せばエヴォSLも買えてしまいます。
でも、限られた時間の中で行うポイント練習の効果を最大限に引き出してくれる一足。
市民ランナーの頼れるツンデレな相棒になるシューズです!
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